多宝塔

心経宝塔

そう言えば義理の父から、京都・大覚寺にある多宝塔の写真を貰って
いたのをすっかり忘れてました。可哀相なのでアップしておこ~っと。

多宝塔は置かれている場所によって、名前が違ったりしますが大覚寺
では『心経宝塔』と呼ばれているようです。昭和42年に建てられた塔で
鉄筋コンクリート製です。木造ではないのが残念。

この塔は、結婚前に旦那さんとデートした時に初めて見たました。その
頃は多宝塔に全く興味がなかったので何も印象に残ってませんが、こう
やって改めて見ると小柄ですが全体的に均整が取れていて可愛らしい
塔ですね。

去年見に行った、滋賀の石山寺の多宝塔もいい加減アップしないと…。

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多宝塔の師匠である友達は、兵庫県の維新前のものは
淡路蓮華寺を除いて制覇したらしい。すごいなぁ。。。

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多宝塔・ペパクラ

多宝塔の説明のところで、ちらっと紹介した多宝塔のペーパークラフト。
めっちゃマニアックな、このペーパークラフトは、発掘現場で友達になった
Y君が作ったものです。彼にかかれば、何でも立体的に紙で出来ます。


ペラペラな紙が、立体的になっていくのは本当に不思議です。
緻密に
計算されている多宝塔は、すごいリアル。五重塔や三重塔も作成中
らしいのではやく見たいsign03

ここに紹介してる多宝塔は、一見似ているように見えますが、凝り性な
彼らしく、4つとも微妙に違うんですよ。茶色バージョンは、石山寺の
多宝塔を参考にしているそうです。

まだまだ、色んな可愛いペーパークラフトの画像があるので、ばちぼち
アップします~。(Y君、ここに載せる事を快諾してくれて、ありがとうup

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縮尺はわかりませんが、全長は15cm~20cmぐらいだったと思います。

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多宝塔の説明

多宝塔とはどんなものか、自分で答えられるように整理してみました。
何となくしか、わかってなかったんで。。。

なぜ、お寺に多宝塔があるのかと言うと、釈迦が法華経を説法してい
ると突然、多宝塔が現れ、中にいた多宝如来
が立ち上がり、釈迦に座
を譲ったとされることに由来しています。

このエピソードは、「法華経」見宝塔品第十一に出てくるもので、法華経
の中でドラマチックな場面の1つであり、法華経の真実性を証明するも
のとして重要な場面です。

この重要な場面を、わかりやすく絵やこの塔のような形式で造形化され
それを、私達が目にしていると言う事なんですね。

建築としては、現代の寺院建築用で初重平面が方形、二重平面が円形
の二層塔を指します。この形式については、日本独自のものといわれて
います。
内部は、須弥壇を設け、仏像を安置するのが原則とされています。

五重や三重の塔などに仏像が安置されているのと同じ様に多宝塔も、
仏像を安置する塔として、お寺に配置されています。塔の大きさは、それ
ぞれ違いますが用途は、他の塔と一緒なんですね。

説明としてはこんな感じで、いかがでしょうか?少しでも多宝塔の事が
わかっていただけると、嬉しいです。

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多宝塔の二重部分を頭に乗っけてる、のほほん君。この多宝塔はペーパー
クラフト作家の友達の作品。ちゃんとした作品は次回アップします。めちゃくちゃ
精巧に作られています。

下は彼から貰った京都府宮津、智恩寺の多宝塔。

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壇上伽藍

久しぶりに多宝塔シリーズです。

和歌山の高野山金剛峯寺、壇上伽藍の多宝塔です。壇上伽藍とは
弘法大師が、
「受け継がれ展開された、真言密教の思想を具現化し
た聖地」という事です。私にはさっぱり?ですが……。

多宝塔の原型とも言われる、高野山の根本大塔(昭和12年再建)を
始め、西塔(江戸時代後期再建)と東塔(昭和58年再建)と言われる
多宝塔があります。
こんな多宝塔が沢山ある場所は、他では見た事
がありません。一家に一台じゃないですが、多宝塔はお寺に一個しか
ないもんだと思ってました。流石、聖地です。

西塔と東塔は、根本大塔に似た形をしてます。上からぎゅ~って圧縮さ
れた様な、ずん胴な塔です。同じ高野山にある金剛三昧院の、細身で
華奢な多宝塔とは、まるで印象が違います。ここの多宝塔は皆、どっし
りしていて安定感を感じます。

しかし、根本大塔の大きさは尋常ではないです。大きすぎてフレームに
入らないので、写真を撮る時、かなり苦労しました。

写真を撮っている時、根本大塔に向かって修行僧の一団が、熱心にお
経をあげていました。お寺の境内でこんな風に野外で、お経を聞くと事
が始めてだったので、ビックリしました。だけど、これって高野山では当
たり前の風景なんですよね、すごいよな~。この土地は観光地じゃなく
て、今も修行の場所なんだと感じさせてくれたシーンでした。

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根本大塔、西塔と東塔。根本大塔は、フレームに収まりきれず……。
一番下の写真は、根本大塔に向かって熱心にお経をあげる修行僧の一団。

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酒見寺

兵庫県加西市にある、酒見寺の多宝塔です。このお寺は、高野山真
言宗のお寺で行基が、天平17年(745)に作ったと言われています。

行基が当地の酒見明神(現・住吉神社)に参詣し、お告げを受けた事
を聖武天皇に奏上し、聖武天皇の勅願寺として創建されました。現寺
号にしたことを起源とし、歴代朝廷の帰依が深く、平安時代から毎年
勅使の参詣があったといわれます。

江戸幕府3代将軍徳川家光が朱印寺と定め、代々将軍から朱印状を
下附されて隆盛するなど、長きに渡って天皇や幕府・藩により、厚く保
護されてきたようです。

楼門をくぐると、参道にずらりと並ぶ青銅21対の燈籠も、中々いい感じ。
燈籠や瓦には、徳川家の葵の御紋が入ってました。寛文2年(1662)建
立の多宝塔は国指定重要文化財で、鐘楼・梵鐘は兵庫県文化財です。

多宝塔と鐘楼、どちらも極彩色に色採られていました。しかし、こうゆう
モノを綺麗な極採色にすると、急に嘘っぽく見えるのは私だけやろか?
神社の鳥居とかねぇ。。元々造られた当時は、こんな色だったんだろう
けど……。

こちらの多宝塔の屋根は、上重は桧皮葺で下重は本瓦葺という、非常
に珍しい形です。友達に指摘されて気づきました。改めて写真で見ると
違和感がありますねぇ。。。
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勝鬘院愛染堂

大阪四天王寺の北にある、勝鬘院愛染堂の多宝塔です。私が初めて
多宝塔だけを目的として、お寺に行った記念すべき多宝塔です。
(こう書くとめっちゃマニアックな人間やよ……)

この勝鬘院愛染堂の多宝塔は、多宝塔好きの友達から聞いたお勧めの
所でした。
実際見てみると、思ったより大きくどっしりしたバランスの良い
男性的な塔でした。桃山時代のもので、大阪市最古の木造建造物として
国の重要文化財に指定されています。

ここの多宝塔は金堂の裏側にありすっぽり隠れてるので、場所が本当に
わからないので要注意です。大阪は多宝塔が結構あるんですけど河内と
か泉は、私の家からは遠いのでなかなか行けません。京都の方が行き
やすいです……。

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多宝塔の魅力

多宝塔の魅力にやられてます。

始まりは、以前いた職場の友達が『最近、多宝塔に凝っている』と言って
一枚の写真を送ってきた事がきっかけです。

多宝塔って何?という方はコチラ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E5%AE%9D%E5%A1%94

一般的に○○塔と言えば、五重塔や七重塔の大きくて存在感バリバリな
塔を想像されると思います。多宝塔は、パッと見たところ二重塔に見える
シンプルで、下手をすれば見過ごされるような小さな塔です。

多宝塔の研究をしている人によれば、多宝塔は中国や朝鮮半島には
見られない、日本独特の建築だそうです。

私は緑の木々や紅葉した風景に、すっぽり入り込み溶け合ってるこの塔を
見ていると、心が落ち着きます。特に、霧や時雨れてる時に見ると、儚げに
見えて色っぽさすら感じるんですよ、、、ハハハ。。
(学生の頃、「銅鐸を見ると興奮するよなっ!」と、同意を求めてきた変な教授がいたっけ。。)

多宝塔は美しいです。どこのお寺にもあるものではないので、もしこの小さな
塔を目にしたら、足を止めて少し離れて鑑賞してくださいね。

幸い、畿内(関西)地方は、多宝塔好きには恵まれた土地柄。多宝塔の写真も
徐々に載せようと思ってます。

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↓高野山の金剛三昧院にある多宝塔。ここの多宝塔が一番好き。美しい……。

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